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以心伝心心~あまがさき哲学カフェ~

哲学カフェに行ってみませんか。 お茶を飲みながら他の人の話を聞いてみる。結論は求めません。カフェで賑やかに話せればいいですね。

131003第二回eカフェ~英語で話そう哲学カフェ~ 開催報告

第二回eカフェ~英語で話そう哲学カフェ~ 開催報告

日時:2013(H25)年9月29日(日)14:00-16:00
場所:アイデアル英会話教室
参加者数:5名(男4名、女1名)
年代:20代:1名 30代:1名 40代:1名 50代:1名 60代:1名

テーマ「Why do we dress the way we do? なぜあなたはその恰好をしているの?」

・自分が身に付けたいと思っているものを身に付ける訳にはいかないと感じています。例えば私は古代ローマ時代の腕輪、敵の剣を防ぐための金属でできた幅が広くて彫刻の施してあるような腕輪が大好きですが、それを身に付けて通勤するわけにはなかなかいきません。
・身に付けるものはそれぞれ目的にかなっているから身に付けるのだと思います。暑さ寒さに対してとか、フォーマルな場に出る必要があるとか、それぞれの目的にかなうように選択すると思います。

・朝、「さあ何を着よう?」と思って色やデザインをその日の気分で選んでいます。身に付けるものを選ぶもう一つの基準は、より自然素材のものを選ぶということです。できるだけ化学繊維などは選ばないようにしています。
・普段はできるだけリラックスできるものを着たいと思います。しかしTPOによってフォーマルな服が着るのが嫌なわけではありません。

・なぜ、動物の毛皮や革製品を着るのでしょう。寒い地方で植物繊維があまり取れないところではごく普通に毛皮や革製品が使われていたことはわかります。しかし現代社会においてはその必要がないにもかかわらず毛皮を使った高級品は珍重されます。そうすると、毛皮を着る一つの理由は、社会的な地位を誇示したいからかもしれません。
・素敵なデザインの服にファーが使われていて、とてもいいなあと思うことはあります。しかし自分では毛皮は着ません。動物の命のことも考えますが、革を精製するためやクリーニングに使われる化学薬品のことを考えると体にも環境にも悪いと思います。

・着たり身に付けたりするものに影響されて気持ちが変わってしまうことがあります。過去に行われた心理学の実験で学生を警官役のグループと囚人役のグループに分けて一週間過ごさせるというものがありましたが、4日目で中止されたそうです。理由は警官役のグループが攻撃的になってしまって危険な状態になりそうだったからだそうです。

・きっと私たちには着るものを選ぶ自由はないと言えるかもしれません。例えばユニフォームや仕事着、そしてなにより社会的に認められるかどうか。もし私がスーパーマンの恰好をして通勤したなら、あっという間に有名になれますね。
・その意味では背広はもともと軍服でした。軍服は詰襟ですが、それを開く形が背広の起源です。ネクタイは囚人の首に縄をかけていたことに通じるようです。つまり何者かに従属しているという印です。

・日本では「馬子にも衣装」と言うことわざがあります。つまり荷物を運んでいる人夫でもいい服を着て外見を飾ればといかにも立派に見えるということです。
英語では「良い服はどんなドアでも開けさせる」といい、いい身なりさえしていればどこへでも出入りが許されると言います。
・西欧のウェディングドレスは白ですが、これは純粋を意味しています。日本ではどうですか。
日本では花嫁が純白の着物(白無垢)を着ますが、この意味は「婚家の色に染まります」という意味があります。

・服を選ぶときの前提となっているものを無視することはできません。価格やみんながどんな格好をしているのかを参考にしています。カジュアルウェアの店には大量の商品が展示されていますが、あまりに選択肢が多いと却って満足度が下がってしまいます。
・美大に通っていたころ学生たちは自分たちがアーティストなのだという意識からか逸脱したファッションを競って自分を表現していたが、時間が経つといつの間にかなぜか、みな同じようなスタイルになっていたことがとても面白かったです。


・女性の服は多様性に富んでいて楽しいのですが、実はいくつかの型がありそれを知っていないと着こなすことが難しく上下が合わなかったりします。
・自分の服はまず余裕を持って買えること、次に気持ちよく着られることくらいを考える程度なので、あまりに選ぶべき型やデザインが多いと、却って選ぶのが難しくなり困ります。
・継ぎの当ったような襤褸(ぼろ)を平気で着られる人を見ると、きっとこの人は若い時にお金に不自由したことがなくて襤褸を着ることに恥ずかしいとか劣等感を感じず抵抗がないのだろうと思います。
・一点豪華主義とは例えばバッグはブランド品を持っていれば間違いない、安心だ、と思っているようだが実は却ってみすぼらしく見えます。


・高校生のツッパリやヤンキーたちは学校からはみ出した行動をとるが、なぜか制服は着ます。もちろん制服は改造されていますがヤンキーたちは改造された「制服」を好んでいるようです。
・男性は、ファッションは悪くなければいいと思っている。対して女性は攻撃的で自分を「どうだ!」と押し出している感じがします。
・87歳になる母は今でも月一回の仲間との会合に出かける時は入念に服を選びます。それだけではなく、着回しは絶対にしない。一度来た同じ服で出かけることをしないし、また会合であった人の服をよく覚えていて、あれは2回目だったなどと鋭く観察しています。

・何を着るかは人がどこに所属しているかを確認しないと不安で、それを解消したいという欲求があるからではないか。そのため所属している階層やグループの人たちと同じものを持ったり着たりするのだと思います。


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どうやら男性は思いの外、社会の制約を敏感に感じ取ってそれに抵触しないような安全な道を選ぶ傾向が強いようです。逆に女性はある意味奔放でその服や身に付けるものの価値を最大に高める工夫に重点を置いているようです。

2回目の英語で哲学カフェ、相変わらず通訳に手間取りもたついて申し訳ありませんが、前回より(テーマのせいもあるかもしれませんが)リラックスして進めることができました。終了後も話が続いて楽しい時間でした。

次回は、終了後の話し合いから出てきたテーマ「Why do we have war in the 21st century?」の予定です。
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  1. 2013/10/03(木) 23:15:40|
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