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以心伝心心~あまがさき哲学カフェ~

哲学カフェに行ってみませんか。 お茶を飲みながら他の人の話を聞いてみる。結論は求めません。カフェで賑やかに話せればいいですね。

0190920【あまがさき哲学カフェ】 こんなところで進行してきました。

「ヤングケアラーミーティング」と子どもたちとの対話

2019年9月14日(土)、尼崎市こども政策課主催の「ヤングケアラーミーティング」に参加してきました。小学生3名、中学生1名、大学生4名で行った対話の進行をしてきましたのでその様子をお伝えします。

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朝9時45分に集合して参加者同士の挨拶もそこそこ、マイクロバスに乗り込み猪名川町へ向けて出発しました。
尼崎市立青少年いこいの家へ到着すると、大人たちはBBQサイトの設営を、子どもたちはボールを借りてボールけりを始めます。

子どもたちは兄弟が一組、もう一組は違うグループからの参加のためか、なかなか混ざり合うことがありません。炎天下であっという間に汗が噴き出るなか、兄弟が上手にやっているのを見て他の小学生は早々に切り上げて日陰に入っていきます。

私は頃合いを見てボールけりを続けている兄弟に加わります。ボールを取り合うのはへたくそですが小学生には負けないぞ、と思って一所懸命になります。

しばらく相手をしていると、大学生二人が声をかけてきました。5人でボールを回して遊びます。ひとしきり遊んで休憩します。

兄弟は休憩したくないのかそのまま遊び続けます。やがていったん離れていた二人が加わって4人でボールけりを続けます。その様子を見て私はもう加わらなくてもよさそう、と思い今回の企画に誘ってくださったこども政策課の内田さんと話をします。

8月に訪れた山王子どもセンターの話やぐれいぷハウスの子どもの様子などを話しているうち、炭に火が回って肉が焼かれ始めました。

汗だくの子どもたちも加わって、たくさんの肉・ソーセージ、シイタケ、ピーマンもおいしい。凍りついた肉をはがしながらトングで網に並べます。たくさんあるのを次から次へと焼きます。まずは子どもに食べてもらい、大学生たちにも食べてもらい最後に大人達が食べます。

お腹いっぱいになった子どもと大学生たちが近くの道の駅までジェラートを食べに降りていきます。

内田さんと話の続きを始めると、「赤井さん、フリートークミーティングの司会をしてもらいたい。」と言われる。「はい、いいですよ。」と答えて今日のフリートークの目的などを聞きます。いくつかポイントがあるようですが要は子どもの本音が聞きたい、ということのようです。

さて、進行をすることとなったので急いで組み立てを考えます。
・小学生がいるので時間的には40分程度までだろう。
・まだ打ち解けた関係ではないので、アイスブレーキングが必要だろう。
・どうやって座るのが効果的かしら。
・コミュニティーボールが欲しいが毛糸はない。代わりになるものはないだろうか。
・肝心のミーティングの目的やルールをどうやって説明するか。

などと考えます。

まず、コミュニティーボールは、ボール遊びで借りていたバレーボールを使うこととしました。椅子は丸く並べることにして、アイスブレークに椅子取りゲームをして大学生と子どもたちが交互に座ってもらいます。ルールは最低限、コミュニティーボールの使い方と思い切った発言をしても大丈夫だよ、と伝えます。

たまたま参加している大学生の名前の頭文字がそろっているのに気が付いたので、それをネタに口火を切ることにしました。

ジェラートを食べ終わって子どもたちが帰ってきたところで、内田さんの発声で「普段言えないあんなこと。この機会にぶっちゃけてみよう!!」を始めます。コミュニティーボールの使い方やルールを説明した後で、「何かしゃべって」と隣の小学生にコミュニティーボールを渡し、自分の名前と今思っていることを言ってもらいます。

しゃべってくれるかなと言う心配をよそに、学校や家庭のこと、友だちへの思いなどが色々と出てきました。その内容からは、子どもたちが自分ではどうしようもない環境の中でバランスを懸命にとっている様子が伝わってきます。周りから非難される自分を癒すために他に非難する対象を探しているのかなと考えました。

歳の近い大学生たちがいたことも話しやすくなった要因なのでしょう。少し前のことを振り返りながら話してくれたことが小学生たちにとっては先々を見通す目印になるのではないか、と思います。

約40分の短いセッションは終わりました。内田さんの期待にお答えできたかなと思いながら子どもたちとの対話ができたことをうれしく思いました。

片づけをして帰りのバスの中、子どもたち4人がひと固まりになって遊んでいます。あっという間に仲良くなって「また会おうな」と言いかわしながら帰っていきました。
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普段私が行っている哲学カフェは一期一会だともいわれています。一期一会ではない対話の関係を何というのか・・・対話に佇むとでも言うのでしょうか。

子どもたちと一緒に対話の縁に佇むことで子どもたちの変容を続けて見ていくことはp4cの一つのあり方のような気がしています
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  1. 2019/09/20(金) 15:04:14|
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