以心伝心心~あまがさき哲学カフェ~

哲学カフェに行ってみませんか。 お茶を飲みながら他の人の話を聞いてみる。結論は求めません。カフェで賑やかに話せればいいですね。

0150904第六回園田哲学バー 開催報告

第六回園田哲学バー 「支配について」
2015(H27)年9月4日(日) 19:00-21:00 会場:園田地区会館 参加者9名

哲学バーはお好きな飲物を持ち寄って開いています。アルコールも可です。多少軽やかになった気持ちで話をすると、いつもとまた違う切り口が見えてくるようです。
今回のテーマ「支配について」はだれもが支配する・されると言う関係の中で生きているからでしょうか、たくさんのご発言を頂きました。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。


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◆する側とされる側
・支配には、する側とされる側の立場があります。
・それに加えて、支配がないという状態もあるでしょう。
・支配する側は支配について鈍感で、される側は敏感になると思います。
・支配は関係性の問題だと思います。支配と言う言葉にはあまり良い感じがしません。どちらかと言うと否定的で他人を束縛する=自由がない、他人に左右される振り回される感じがします。
・歴史の中で人間は共存しようとして支配する方もされる方も折り合いをつけて来たのだと思います。

◆支配と同意
・支配には関係性以外に、ルール・法律・道徳規範などに縛られること、物理的な支配や生物的な支配もあります。
・ルール・法律・道徳規範に従うことは支配ではないと思います。
・物理的な環境や空気(例:島国に住む、農耕民族である)や生物的(食べなくてはならない)は、これらの制約から自由になろうとして農耕したり飛行機を作ったりして来たのでしょう。
・人が生活する以上、ある程度自然を改造して支配する、と言うことは必要です。
・ルールや法律・道徳に従うのは支配ではなく、同意だと思う。
・生きる為の条件を心配することが、支配の出発点ではないか(食べ物、環境)

◆支配されているということ
・支配がないと言う状態は自覚出来るのでしょうか。何事かを盲信している状態では自覚できないでしょう。
・支配されている状態は、楽ではあります。
・支配する側には、コントロールしたいと言う欲求があるのですが、支配がうまく行き過ぎると問題だと捉える傾向があるように思います。

◆教育は支配か
・教育は支配の道具としての面があるように思います。かつて植民地支配で行われた宣教や啓蒙は支配と言えるでしょう。
・教育は指導することですが、洗脳することでもあると思います。
・教育にはポジティブな面がある。自分で学ぶことはたやすいことではないので教育はなくてはならないものだと思います。
・教育には手をかけて丁寧に教える場合もありますが、突き放されて大変なときを過ごすことも必要です。
・指導者がいなくなっても学ぶことが出来るようにすることが教育の目的だと思います。
・英才教育は逆に他の可能性を奪っているとも言えるのではないでしょうか。
・教育は、読み書きそろばんを普及させる程度でいいのではないでしょうか。高度な教育はまた別なものだと思います。

◆情報提供
・情報の支配は情報の流れをコントロールすることで行われています。情報を押し付けることもあると思います。逆に情報をとりにいくことが情報支配から逃れる方法の一つかも知れません。

◆親と子
・子どもを育てる時には親の支配もあり得ます。
・支配するには責任が発生します。子どもに対しても親の責任があります。
・社会→親→子ども という支配関係があるが、その支配に気がつかないことが多いと思います。

◆支配と自分
・無の状態で我がない時は、支配そのものからは慣れているように思います。
・他人の意見を自分のフィルターをとおして聞くことになりますが、若い人は過去(経験)が少ないでしょうが、老人は多い故に先入観や価値観があると思います。それは性格かもしれないです。
・信念を持って生きている人はかっこいい=他人に影響されない。=支配されない
・教育の普及は、支配を受けないと言う精神を育むでしょうか?

◆支配と時代
戦後の混乱から立ち直る過程で進んだ会社文化は、支配する側される側ともに支配と言うものを発達させて来たと思います。

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次回は10月2日(金)19時〜21時、テーマは「成長」です。
どなたでもご参加いただけます。予約不要。参加費:300円 お好きな飲物をお持ち下さい(アルコール可)。
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