第二十八回むこのそうて哲学カフェは、8名の参加者と共にテーマ「上機嫌とはどういうことか」について話し合いました。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
「上機嫌」と言う言葉を普段は使わない、という発言から始まりました。自分で自分が上機嫌とは使わない、むしろ上機嫌でいる自分に向かって「そんなに浮かれてダメじゃないか!」と理性的?に自分を叱責することが多いと言う発言が続きました。
自分が上機嫌であるとき、あるいは機嫌が良いときとは?とそれぞれが感じることを話し合ううち、嬉しい、楽しい、面白い、心地よい、という感情とは違うのではないか。というご意見が出ました。
しかし、ではどう違うかとなると上機嫌は装うこととができる、という発言から、他人との関係性が大きく影響するのではないか、他人の機嫌の良さ(悪さ)に引きずられたり回りと逆の反応をする、等の例が出されました。
機嫌が良くないことには、不安や困難や多忙等があるのではないか。逆に安心して認め合え、信頼できる関係ができていると、機嫌は改善(良くなる)すると言う視点が出されました。
上機嫌とは、他人と比較せず多様性を認め、揺るぎない安心感と信頼によって、静かな幸福を感じられているいられる状態であること。これらをベースにして上機嫌と言う状態が生まれるのではないでしょうか。
どうやら上機嫌になるためには自分の心持ちをしっかり見つめる必要がありそうです。
皆さま、どうもありがとうございました。
さて、次週5月24日(日)は出張シネマ哲学カフェin中津ぱぶり家です。「渚にて」をテーマに哲学カフェを行います。どなたでもご参加いただけます。ぜひお越し下さい。
中津ぱぶり家→ https://www.facebook.com/pages/パブリックエンゲージメント/275930169167207
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- 2015/05/17(日) 17:29:58|
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