2022年2月13日14:00-16:00 アイデアル英会話教室
参加3名 テーマ「Going to space」「Space」と言う単語はネイティブにはどんな感じで響いているのでしょう。「宇宙」をすぐに連想するのでしょうか、あるいは「空間」でしょうか、それとも「隙間」でしょうか。
「新天地」のようなところを表現するのに使うのでしょうか。
まず「空間」へ出かけるところから話が始まりました。それは、遠いところでしょうか?
その空間は隙間のように今ここで足元を探せば見つかるものかもしれません。新天地と言う意味の空間ならばここから遠く離れた場所でしょう。
そもそも、どうしてそこへ行きたいのでしょう。そういえば、宇宙へ行く人が増えてきました。でも何をしに行くのかと言う疑問には明確には答えられないように思います。
もともと住んでいた土地を追われて新天地を求める、これは求める側からすればフロンティアの開拓ですが、求められる側からは侵略にすぎません。
誰もいない宇宙へ行くことは、侵略にはならないのでしょうか。膨大な資金と資源をつぎ込むことが簒奪と無視と諦めを踏み台にしているのならば、やはり侵略なのではないでしょうか。
国家間の競争で早く行っておかないと場所がなくなる?と焦っているのかもしれません。
宇宙へ行く理由がこの程度のことなら、もっと時代が進んで宇宙コロニーができても、そこで行われることは多分地上で起こっていることの繰り返しのように思います。
マイケルジャクソンのHeal the worldの歌詞にMake a little space. Make a better place. とあります。彼が歌う時、それはどこか遠くに作る場所をイメージしていたのでしょうか。
今あなたが住んでいるすぐそばに、どこか隙間があるんじゃないの?そこに逃げ込め、と彼は言っているようです。逃げ込んだ所をあなたが過ごしやすいように作り直そう。
そうやって一人ひとりがサバイバルしていく。
そこここにあるたくさんの隙間がbetterな場所になる。きっと、より良い場所がたくさん繋がって、大きな世界を変えていくことをイメージしていたのかもしれません。
人々がどっと雪崩を打つように同じ方向へ流れ出す。近年のIT技術はある面においてこの傾向を助長し利用できるようにする技術なのかもしれません。その時、私たちに必要なのは足元の小さな隙間かもしれません。そこへ身を寄せ、流されないようにする。簡単なことではないでしょう。でも隙間に身を隠す術はいつの時代でも必要なのかもしれません。
隙間を見つける Going to spaceという言葉は生き残れ!と言っているかのように響きます。
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- 2022/02/17(木) 15:46:41|
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